「技術革新、連携、発展」
すべての人のために構築する
Google はコミュニティ開発に投資し、データ セキュリティとサステナビリティにおいて業界をリードしながら、重要なテクノロジーとサービスを支えるデータセンターを構築しています。
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Google は世界レベルのデータセンターを構築することで、重要なインフラストラクチャを提供しています。これにより、企業、政府、個人が相互につながり合い、すべての人にとって包括的でサステナブルな未来を守ることが可能になります。
Google と協力して、地域社会に貢献している人々を紹介します。
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Aurora Rodriguez 氏
建設分野の Skilled Trades and Readiness(STAR)プログラム修了者
Aurora Rodriguez 氏バージニア州北部(米国)建設分野の Skilled Trades and Readiness(STAR)プログラム修了者
Aurora Rodriguez 氏は、すでに確固たるキャリアの基盤を築いています。彼女は、目標や夢を早くから追求する気持ちの強さと根性を与えてくれた母親に感謝しています。彼女の母親は、9.11 の直後にホンジュラスから米国へ渡り、それ以来、昼夜を問わず働き続け、移動には常にバスを利用し、同じ仕事を同じ給料で続けてきました。この姿を見て育った Aurora 氏は、より高い目標を目指す決意を固めました。フルタイムで働くため、高校の 2 年目にオンラインで高校を卒業したのです。「私が頑張っているのは、母親がより良い生活を送って、安心して退職できるようにするためです。」
Aurora 氏は、常に手に職をつける仕事に就きたいと考えており、最初は溶接の仕事をしていました。しかし、身体的および経済的な理由からその仕事を続けることが難しくなり、物流関係の仕事へ転職しました。それでも、職人としてのキャリアへの思いは消えませんでした。
そんなとき、ノーザンバージニア コミュニティ カレッジで Google が提供する建設業の Skilled Trades and Readiness(STAR)プログラムの存在を知ります。2024 年にこのプログラムを修了したことで、仕事でのプロジェクト管理の機会が増え、さらに学業を再開して 4 年制の学位を取得したいという目標も生まれました。Aurora 氏の母親は、きっと誇らしい気持ちでいっぱいでしょう。「どんなに大変なときでも、母はいつも最後までやり遂げるよう私を励ましてくれました。」「Amazon、そして UPS Stores と、物流業界で働いてきた私は、再び学校に通う準備をしていたときに、STAR プログラムのことを知りました。」
「STAR プログラムは地域社会に貢献しています。私と同じように行き詰まりを感じていたであろう人々に、キャリアアップの機会を与えているのです。」
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AURORA RODRIGUEZ 氏建設分野の STAR プログラム修了者 -
Marco Ynema 氏
Google 社員、エームスハーフェン データセンター サイトリード
Marco Ynemaエームスハーヴェン(オランダ)Google 社員、エームスハーヴェン データセンター サイトリード
オランダのエームスハーヴェン データセンターのサイトリードである Marco Ynema は、自身のキャリア、ミュージシャンやオーディオ エンジニアとしてのスキル、他者を支援することなど、あらゆる面での成長に力を注いでいます。
オランダで生まれ育った Marco は、コンピュータ サイエンスとオーディオ エンジニアリングに携わった経歴があります。Marco は当初、音楽分野でキャリアを築くことを目指していました。しかし、家族が増えたことをきっかけに、安定を求めてコンピュータ サイエンスや IT 関連の仕事に転向しました。
2005 年にデータセンター テクニシャンの契約社員として Google に入社し、その 1 年後には正社員となって渡米し、サイト信頼性エンジニアリングとソフトウェア エンジニアリングのチームに所属しました。その後、Google がエームスハーヴェンにデータセンターを建設すると知り、オランダに戻る決心をしました。「2 人の娘を育てるには最高の場所です」と Marco は言います。
Marco は、サイトリーダーとして地域社会における Google の進化を目の当たりにし、学校のカリキュラム構築などのアウトリーチ活動に積極的に関わってきました。地元の中等教育機関向け見習いプログラムの立ち上げに関わったほか、エームスハーヴェン データセンターで学生を受け入れる取り組みも開始し、その結果、一部の学生が正社員として採用されました。
Google が地域社会への取り組みを拡大するなかで、Marco 自身も人々の成長を支援することに喜びを感じています。「一番好きなのは、同僚と協力して何かを作り上げ、それを成長させて改善していくことです。」
音楽は今でも Marco の人生において重要な役割を果たしています。Marco は長年にわたり、複数のバンドで演奏してきました。自宅の裏庭にレコーディング スタジオを建て、才能を磨いてきました。「Google の存在感が増すにつれて、地域社会との関わりも深まっています。なぜなら、私たち自身が地域社会の一部だからです。また、国内で事業を展開することで恩恵を受けるだけでなく、インフラストラクチャの拡充や雇用機会の創出などを通じて地域社会に貢献し、その恩恵を還元することが、私たちの責務だと考えています。」
Marco YnemaGoogle 社員、エームスハーヴェン データセンター サイトリード -
Rachel Huang 氏
Junyi Academy、コーポレート アカウント マネージャー
Rachel Huang 氏台北(台湾)Junyi Academy、コーポレート アカウント マネージャー
かつて台湾の農業地域の一部の家庭では、子どもの教育に対する関心が低く、子どもが学校で良い成績を収められなかった場合は、家族の農場で働くことが求められていました。
しかし、Junyi Academy のコーポレート アカウント マネージャーである Rachel Huang 氏は、その考え方が大きく変化していることを実感しています。教育によって子どもの将来の可能性が広がることを親が理解するにつれて、学習プロセスにおけるテクノロジーの役割を受け入れる傾向が強まっているのです。国際情勢に強い関心を示し、その分野に精通している Huang 氏は、若者の教育を通じて人材基盤を強化することで、台湾の地政学的な立場を向上させたいと考えています。Huang 氏は、Junyi Academy が変化のきっかけになると感じています。
Junyi Academy は、台北にある非営利団体で、子どもたちが自分に最適な環境で学習できるようパーソナライズされたコンテンツを提供することをミッションとしています。この目的達成の一環として、教員向けに e ラーニングを授業に取り入れるための研修も実施しています。「従来の教室では、すべての生徒が同じペースで学習を進めることが求められますが、そのペースについていけない生徒や、もっと先に進みたい生徒にとっては難しいことです」と Huang 氏は言います。「この [e ラーニング] アプローチにより、生徒は自分の学習スタイルやペースに合わせて授業に取り組むことができるため、学業成績が大幅に向上しました。」
Huang 氏は、授業で苦労していたある生徒の事例を紹介してくれました。その生徒は、家庭で十分な支援を受けられない環境にありました。担任教師は、Junyi Academy のプログラムに参加した経験から、放課後にコンピュータの利用時間を増やすことがその生徒にとって有益であると考えました。しかし、生徒の母親は、息子がテクノロジーをゲームに使うのではないかと心配し、懐疑的でした。それでも、この教師は信頼関係を築き、テクノロジーを使って生徒の学習習慣を改善する手助けをし、母親との関係も深めました。夜に何度も電話をかけ、テクノロジーとプログラムの内容を説明したのです。結果として、母親はこのプログラムを受け入れました。特に、息子の成績が向上したのを見て、その効果を実感したようです。
Google は、投資不足のコミュニティにおける教師のスキルアップが重要であると考え、Junyi Academy への投資を通じて教師の育成に力を注いでいます。Huang 氏は、この投資がコミュニティにすでに大きな恩恵をもたらしていると述べており、Junyi Academy は現在、パーソナライズされた学習の推進を目指しています。「これは、生徒の学習ペースに重きを置くのではなく、一人ひとりの興味、得意分野、目標に合わせて学習内容をカスタマイズし、真に個別化された学習体験を提供することを目的としています」と Huang 氏は言います。「こうした生徒の多くは、家庭環境が原因で幅広い機会や視野に触れることが限られている可能性があります。そのため、生徒たちは教師に対して「世界を見せてくれる」ことを強く期待しています。Google や Junyi Academy が支援するプログラムなどでトレーニングを受けた教育者は、生徒の人生において重要な存在となります。学業の指導だけでなく、生徒の将来の進路を形作るための指導や助言も提供するのです。」
Rachel Huang 氏Junyi Academy、コーポレート アカウント マネージャー -
Kareen Elizabeth Araneda
Google 社員、キリクラ データセンター担当、データセンター テクニシャン
Kareen Elizabeth Aranedaキリクラ(チリ)Google 社員、キリクラ データセンター データセンター テクニシャン
チリで育った Kareen Elizabeth Araneda は、美しい祖国のビーチ、森林、山々を愛しています。こうした風景は、サンティアゴの郊外に位置するキリクラ周辺で見ることができ、Google のデータセンターもこの地域に設置されています。Kareen は 2017 年からこのデータセンターで勤務しており、現在はデータセンター テクニシャンとして従事しています。
母国の美しさを愛する気持ちが世界の他の地域を旅することへの関心につながり、最近では日本やアメリカを訪れました。Kareen は入社後、Google 社員が新たなスキルや役割を学ぶための短期的な開発プログラムである「バンジー アサインメント」に参加する機会がありました。このプログラムにテクニカル プログラム マネージャーとして参加した Kareen は、非常に優秀な人々から学ぶ機会を得られたことに感謝しています。
Kareen はまた、祖国や世界の美しさを愛するだけでなく、Google が提供する機会を通じて、自らのコミュニティをより良くすることを大切にしています。Kareen は、サンティアゴの汚染を軽減するために都市林の植樹活動を支援しているほか、恵まれない地域出身の母親や少女たちが自立できるよう支援し、彼女たちが有意義な学びと成長の機会を得られるよう尽力しています。「[テクニカル プログラム マネージャーとしてバンジー プロジェクトを担当したとき] 忍耐力や多角的な視点を持つこと、前向きに考えること、そして、時には決断が難しいことを学びました。プロジェクトを率いる立場では、結果を出すために、明確かつ簡潔に、そして要求をはっきりと伝える必要があることもあります。」
「[Google で] 知識の共有を促進することは私にとって大きな喜びです。自分の知っていることを分かち合えるとき、自分の意見が受け入れられて議論に参加できるとき、そして、どんな議論にも意味のある貢献ができると実感できるとき、私は本当に幸せを感じます。」
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KAREEN ELIZABETH ARANEDAGoogle 社員、キリクラ データセンター担当、データセンター テクニシャン
データセンターの場所を確認する
ロケーション
ファルシエンヌ(ベルギー)(開発中)
フローニンゲン(オランダ)(開発中)
シーエン(ノルウェー)(開発中)
ウォルサム クロス(英国)(開発中)
ウィンスホーテン(オランダ)(開発中)
アイオワ州シーダーラピッズ(開発中)
バージニア州チェスターフィールド郡(構築中)
インディアナ州フォート ウェイン(構築中)
ミズーリ州カンザスシティ(構築中)
ネブラスカ州リンカーン(構築中)
アリゾナ州メサ(構築中)
テキサス州レッドオーク(構築中)
オクラホマ州スティルウォーター(構築中)
アーカンソー州ウェストメンフィス(構築中)
カネロネス(ウルグアイ)(開発中)
自社のデータセンター コミュニティの
成長を促進
データセンターはデジタル経済への移行を駆動するエンジンであり、スーパーマーケットから小売店、学校、非営利団体まで、さまざまな業界に人々を結び付けます。
経済成長の加速
私たちは一丸となって、経済成長の促進、地域のイノベーションの支援、各データセンター コミュニティ内でのキャリアの機会の創出を推し進めています。
人材開発
Google は責任ある隣人として、人材開発、教育機会、その他の有益な取り組みを通じて継続的なサポートを提供するべく、データセンター コミュニティとの提携やコミュニティへの投資を進めています。AI とデジタルの機会を包括的に活用できるため、地域社会が何世代にもわたって繁栄するための準備を適切に行うことができます。
Google は、デジタル経済の世界的なハブであるバージニア州北部で複数のデータセンターを運営しており、人々の可能性を広げ、生活を変えようと奮闘するコミュニティ組織を支援しています。Google は、この地域の 2 つの素晴らしい地元団体である Global Inheritance および Mobile Hope と協力し、より多くの若い女性に科学、技術、工学、数学(STEM)に触れる機会を提供するとともに、若者のホームレス問題に取り組んでいます。
Google のデータセンターがあるフィンランドのハミナでは、市営のエネルギー プロバイダである Haminan Energia と協力して当社初のオフサイト熱回収プロジェクトの立ち上げを進めています。プロジェクトの目的は、環境フットプリントを削減するとともに、この歴史ある港湾都市の家庭や企業における暖房を支援することです。
アクセスの拡大
Google は日々、誰もが恩恵を受けられる未来のために構築しています。幼い子ども向けのサステナビリティ プログラムのような地域活動に投資することで、地域社会とのつながりを強化しています。また、地方のインターネット接続のようなプロジェクトを通じてデジタル統合を向上させています。そして、自社のインフラストラクチャ プロジェクトを通じて高収入の雇用機会を提供することで、経済的機会を活性化しています。
よりサステナブルな未来
に向けて構築
Google はテクノロジーを活用して前向きな環境変化を推進します
Google は水資源を保護し、エネルギー グリッドを強化しながら、最も効率的なコンピューティング システムを構築することを目指しています。Google はコミュニティと協力して、コミュニティが活用するプロダクトやサービスに責任を持って確実に電力を供給できるよう努めています。
Rødby Fjord 太陽光発電プロジェクトは、デンマークのフレゼリシアにある Google のデータセンターに電力を供給している電力網にクリーン エネルギーを追加します。
お客様のデータを
より安全に保護
Denise が Google のデータセンターの一つで中央処理装置(CPU)を検査している様子。
Google はセキュリティを念頭に置いてデータセンターを設計しています
セキュリティは、Google データセンターの根幹を成すものです。Google は自社のデータセンター専用のサーバーをカスタムで構築し、業界をリードするセキュリティ チームが全世界で 24 時間 365 日稼働しています。これにより、Google の施設はお客様のデータを保管する最も安全な場所の一つとなっています。