[go: up one dir, main page]

海事ニュース 戦後80年の歩み

The Japan Maritime Daily

1945年に戦争が終わってから2025年はちょうど80年となります。
80年にわたる日本海運・造船の復興と発展の歴史を日本海事新聞の紙面を通じて振り返ります。

scroll

日本の歴史と海運・物流の歴史

1940

1941年12月8日
真珠湾攻撃

1942年12月8日

日本海事新聞は、日本海事振興会の機関紙として太平洋戦争開戦の1年後に創刊されました。戦局の拡大に伴い、国内外に支店を展開しましたが、日本の敗戦により規模を縮小。その後、日本の海運・造船業の復興とともに報道体制を充実させ、現在に至っています。

関連記事

日本海事新聞 創刊

1945年8月15日
第二次世界大戦の終結

1947年9月

計画造船がはじまる

第二次世界大戦での敗北で壊滅した日本商船隊を復興するため、政府は計画造船を1947(昭和22)年から開始しました。船種や隻数などの建造計画を毎年たて、海運・造船業者を募集して選定します。敗戦によって軍需生産がなくなって低迷していた造船業界にとって、起死回生の策となりました。第1次計画造船は1947年から始まり、1987年の第43次計画まで実施されました。

1950

1952年4月28日
サンフランシスコ平和条約締結

1956年11月

スエズ動乱による海運好況

エジプトによるスエズ運河国有化宣言をきっかけにして始まったスエズ動乱で、世界の海運市況は急上昇しました。1956(昭和31)年12月には朝鮮動乱以来の高水準に達し、海運業界に好況をもたらすことになりました。

1960

1964年4月1日

海運大手6社体制の発足

政府は海運企業の経営基盤強化と外航船舶の再整備のため、海運再建整備2法(臨時措置法と外航船舶建造融資利子補給臨時措置法)を施行しました。これにより、海運大手は1964(昭和39)年4月から6グループに集約されました。

1964年10月10日
東京オリンピック開催

1967年9月

日本のコンテナリゼーション

1967(昭和42)年9月、米マトソン社のフルコンテナ船「ハワイアン・プランター」が東京港からカリフォルニア向けに出港したのが、日本発着のフルコンテナサービス第1号となりました。そして日本船社による最初のコンテナサービスは、1968(昭和43)年9月の日本郵船が運航する「箱根丸」となります。

1970

1972年5月15日
沖縄返還

1975年6月

スエズ運河の通航再開

1967(昭和42)年の第三次中東戦争によって閉鎖されていたスエズ運河の通航が再開したのは、1975年6月でした。本紙の報道によれば当初、日本の海運各社は通航再開にかなり慎重だった様子がうかがえます。

1980

1984年6月

米海事法改正

米国関係航路を規定していた海事法(海運法)の改正により、規制緩和が進んで海運同盟が弱体化する一方、海運会社間の競争は非常に激化していきました。これにより、北米航路を主戦場としていた日本船社は厳しい状況に追い込まれることになりました。

1988年

外航船員の緊急雇用対策

外航海運業の競争激化とプラザ合意をきっかけにした円高で、海運大手の経営は1980年代後半から一気に悪化しました。各社とも生き残りを図るため便宜置籍船を導入するなど船舶コスト削減を進めるなか、日本人船員の特別退職制度の実施と離職船員の就業支援を行う「緊急雇用対策(緊雇対)」の実施を海運労使で合意しました。

1989年1月7日
昭和天皇の崩御・平成の始まり

1990

1999年4月1日

海運大手3社体制の成立

1998(平成10)年10月に日本郵船が昭和海運を吸収合併し、1999年4月に大阪商船三井船舶がナビックスラインと合併して商船三井が発足しました。これにより、1964年に6社だった海運大手は、この年までに3社体制に再編されました。

2000

2008年5月30日

トン数標準税制

外航海運会社に課される法人税について、船舶のトン数を基準として税額を算定するトン数標準税制は、ギリシャを筆頭に世界の主要海運国では採用されてきましたが、日本でも2008(平成20)年に導入されました。

2008年9月15日
リーマンショック

2010

2012年3月

リーマンショックとその後の海運不況

中国の急成長によって好調だった海運市況は、2008(平成20)年9月のリーマンショックを境に急落しました。海運大手にとって主力であるコンテナ船とドライバルクが揃って不況になったことで、2012年3月期には海運大手3社が揃って最終赤字に転落しました。

2017年7月1日

邦船3社コンテナ船事業統合会社「ONE」の発足

日本船社によるコンテナサービスが開始されたのが1968(昭和43)年でした。当時は2社グループと4社グループの計6社がコンテナサービスを手掛けていましたが、厳しい国際競争を経て1991年までに3社に再編されました。そしてリーマンショックとその後の海運不況を経て、海運大手3社はコンテナ船事業統合を決断し、2017年7月にコンテナ船社「オーシャンネットワークエクスプレス(ONE)」が発足しました。

2020

2020年1月16日
新型コロナウイルス・
国内初の感染者確認

2020年7月

コロナ禍の物流混乱と海運市況の活況

コロナ禍によって物流混乱が生じる一方、モノの需要が爆発的に増えたことで海運市況、とりわけコンテナ船は空前の活況となりました。海運大手は2021(令和3)年度と22年度に記録的な好業績をあげましたが、その多くは3社の持ち分法適用会社であるコンテナ船社ONEの貢献によるものでした。

そして、海事・物流の未来は

日本造船業の国際競争力強化に向けて、
海運・造船7社連合が本格的に動き出す。

邦船大手3社と国内造船4社の海運・造船7社連合は、2024年夏から液化CO2(二酸化炭素)輸送船(LCO2船)の標準船型確立に向け共同検討を開始した。日本の海運大手と造船所がタッグを組み、オールジャパンで海事クラスター再興を目指す試みとして注目を集めており、2025年からはその動きがいよいよ本格化する。

世界中の情報をいち早く、正確に

「日本海事新聞」が
選ばれる理由

1 Global 海外ネットワークの強さ

日本の貿易量は99%以上が海運によるもの。
国際的な視点で正しい一次情報を得るには、強力な海外ネットワークも重要です。
日本海事新聞は、グローバル情報ハブとして最新の海運ニュースをお届けします。

2 Webinar 多彩なウェビナー

本紙記者や有識者によるウェビナーを定期開催。業界トップの開催数を誇ります。
新人向けには海事業界を横断的に学べるWEB講習「海事アカデミア」を毎年2日間にわたって無料開講。「研修費が浮く」と好評の企画です。

3 Digital Transformation DXを積極的に推進

最新ニュースを迅速にお届けするために、スマートフォン対応アプリで速報を通知。
主要記事の見出しを読み上げるAmazon EchoやApple Watchに加え、Apple Vision Pro対応アプリをリリース。デジタルを活用した体験を提供します。

「日本海事新聞」で
海運・物流の未来を読み解く!

海事電子版で
MariTechのリアルがわかる。

海事業界各社と大手5商社共同出資のMariTech企業
マリンネットに資本参加した唯一の業界紙です。
日本海事新聞で最強の情報武装を。

Alexa App Store Google Play

LinkedInで情報発信中

LinkedIn