仮面ライダーガヴ
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原作:石ノ森章太郎
脚本:香村純子 ほか
音楽:坂部剛
アクション監督:藤田慧(ジャパンアクションエンタープライズ)
特撮監督:佛田洋(特撮研究所)
監督:杉原輝昭、柴﨑貴行、諸田敏、上堀内佳寿也 ほか
忍び寄るモンスターの脅威。異世界のモンスター、グラニュート。人間たちは知らない。奴らが密かに人間界にやって来ていることを。人間たちは知らない。奴らが人間を襲い、攫っていることを。
人間を守るため、一人の青年が立ち上がる!食べることが大好きな青年・ショウマ。ショウマはお菓子を食べることで眷属となる存在「ゴチゾウ」を生み出し、仮面ライダーへと変身する力を手に入れる。
グラニュートから人々の幸せを守るために戦うショウマの物語が今始まる!
原作:石ノ森章太郎
脚本:香村純子 ほか
音楽:坂部剛
アクション監督:藤田慧(ジャパンアクションエンタープライズ)
特撮監督:佛田洋(特撮研究所)
監督:杉原輝昭、柴﨑貴行、諸田敏、上堀内佳寿也 ほか
仮面ライダーガヴ 第01話[公式]
仮面ライダーガヴ 第02話[公式]
腹部にもうひとつの口「ガヴ」を持つ怪人「グラニュート」の父親と、人間の母親のハーフである青年、ショウマ。ガヴが不完全な形状であり、その見た目から5人のきょうだいたちからは〝赤ガヴ〟と呼ばれ疎まれながら、彼は母とともに軟禁状態での生活を余儀なくされていた。そして、自分を庇護していた父が突然亡くなったことにより、きょうだいたちが今まで溜め込んでいた不満と怒りがついに爆発する……。
ショウマの実家であるストマック家は、お菓子の製造・販売を行う「ストマック社」として成功しグラニュート界で財と権威を手にした名家であったが、その裏側には恐るべき秘密が隠されていた。ストマック社急成長の秘密。それは、あるスパイスを食材として使い、一度食べれば再び口にせずにはいられないという魅惑の甘味「闇菓子」を完成させたことにあった。これを正規ルートとは違う裏ルートに流通させ、莫大な利益を得ていたのである。そして、闇菓子に使われているスパイスというのが、ストマック家の屋敷内にある多次元へと通じる、不思議な扉を利用することで入手した〝人間たち〟であった。その密かに行われていた〝人間狩り〟のなかで、先代の社長にしてショウマの父、ブーシュ・ストマックに見初められてグラニュート界に連れてこられてきたのが、ショウマの母の井上みちるだったのである。
そして、すがる者を失った哀れな母子は逃げることも叶わず、ショウマの母は人間をフリーズドライのように板状化する「ヒトプレス」へと変えられ闇菓子の材料にされてしまう。だが、ショウマはグラニュートの血を受け継いでいたからか、ヒトプレス化されることはなかった。その後、再び軟禁状態に戻されたショウマだったが、やがて隙を見て逃走。他次元に通じる扉を使ってグラニュート界から脱出し、やがて人間界にたどり着いた。
ほかのグラニュートと違い、ガヴを持つこと以外は人間と見た目が変わらないショウマは、最愛の母を失うという心の傷を抱えながらも、放浪先で出会った人間と交流して心を踊らせ、初めて食べる人間界の美味しい食べ物にお腹を満たしていく。特に母が大好きだったお菓子の数々には大きく心を揺り動かされ、腹部のガヴからは自身の眷属である多種多様な「ゴチゾウ」を誕生させる。そして、放浪先で人間のお菓子にハマりすぎてグラニュート界から逃げてきたという大叔父のデンテ・ストマックに出会い、お菓子を差し入れする代わりに自分への協力を約束。さらには、なんでも屋「はぴぱれ」を経営する甘根幸果からの、仕事を手伝う代わりに会社に住んでいいという厚意に甘える形で、ショウマは我が身の落ち着き先を得る。
そんなショウマが絶対に許せない存在。それは闇菓子の魅力に溺れ、人間狩りを行うグラニュートたちである。素晴らしいこの世界をグラニュートの魔手から守るため、ショウマはゴチゾウを自らのガヴにセットし「仮面ライダーガヴ」へと変身。「二度と闇菓子に関わらないか、この場で俺に倒されるか?」と最後のチャンスを与え、道を引き返さないグラニュートを次々と倒していくのだった。
そしてもうひとり、グラニュートに人生を狂わされた青年がいた。幼いころ、突如出現した怪物に母親をさらわれてしまったという過去を持つフリーライターの辛木田絆斗。彼はライターとして活動する傍らで、謎の怪物を追っていたが、ある日、師匠である塩谷壮士がヒトプレスに変えられて命を失ってしまったことで、グラニュート博士を自称する酸賀研造の誘いに乗り、自らの肉体にグラニュート器官を移植。「仮面ライダーヴァレン」への変身能力を得る。はぴぱれの常連客でもあった絆斗は、やがてショウマが仮面ライダーとしてグラニュートと戦っているということを知り、ふたりは共闘関係を結ぶこととなる。
ショウマと絆斗、〝グラニュートハンター〟の出現により揺れるストマック家。そんな中、新たなアルバイトとしてストマック社の門を叩こうとする者がいた。
年齢が近いこともあってか、とくに〝赤ガヴ〟ショウマを忌み嫌っていたストマック家の双子の三男、ジープ・ストマックと次女のシータ・ストマック。ショウマに「ヒトプレス」の仕入れを幾度となく妨害され、「ストマック社」での自分たちの立場に危機感を感じるようになると、ふたりは怒りを露わにしながらショウマに直接戦いを挑んでくる。
自分が幼かったころ、双子の兄と姉とは笑顔を並べて食べたかったケーキで誕生した「ゴチゾウ」を使い、ショウマは「仮面ライダーガヴ ケーキングフォーム」へと変身。その豪華かつ賑やかな力を駆使して、決戦を挑んできたジープとシータを圧倒する。そして、ショウマは必殺の一撃をジープに向けて放つが、その攻撃はジープを庇う形でシータに直撃。ジープの慟哭が響くなかで、シータが消滅していく光景を見ながら、ショウマは複雑な思いを抱くのだった。
その後、ストマック社に新たに加入した優秀なアルバイト、コードネーム〝ラーゲ9〟が、通常業務の裏で酸賀研造と技術交流をしていた次男のニエルブ・ストマックからの秘密の誘いを受け、変身アイテム「ヴラスタムギア」を入手。「仮面ライダーヴラム」への変身能力を得た彼は、〝グラニュートハンター〟を逆に狩る者としての行動を開始し、ショウマと辛木田絆斗に襲いかかる。
だが、ラーゲ9の目的が、ストマック社のどこかにいる弟の命を奪った仇敵を探すことだと知ったショウマは、自分も同様にストマック社によって母親の命を奪われてしまっていること、そしてヒトプレスにされた者たちにも家族がいることを告げて説得。弟を失ったからこそわかる残された者の悲しみに心動かされたラーゲ9は、自分の本当の名前はラキア・アマルガだと明かすと、ショウマとの共闘を決めストマック社の闇菓子工場へと潜入。工場を管理するグロッタ・ストマックに見つかりながらもヒトプレスの回収に成功する。逃げるふたりは人間界でグロッタを迎え撃つもその破格の強さに苦戦。しかも運悪く事情を知らない絆斗がショウマとラキアが共闘しているのを目撃し、さらにはグロッタの発した言葉により、ショウマがストマック家の一員であるということまで知ってしまう。
絆斗は激昂してショウマに怒りをぶつけるも、いったん冷静になって状況を整理しようとする。しかし、突如出現したショウマと瓜二つの〝ダークショウマ〟こと「仮面ライダービターガヴ」が、好奇心の赴くままに破壊活動を行う姿を目撃。やはり自分はショウマに騙されていたと勘違いすると、怒りを露わにしながらショウマは人間ではなく「グラニュート」だったと甘根幸果に告げてしまう。だが、それを聞いた幸果は絆斗に対し、自分は今まで見てきたショウマを信じると一喝。やがてダークショウマはショウマの偽物であるということも判明し、絆斗はショウマに謝罪した。
これを受け入れるショウマではあったが、急に失っていた過去の記憶を思い出すと、自分は絆斗の母親とは子どものころに出会っており、すでに彼女は命を失ってしまっていることを告げる。覚悟はしていたが、衝撃の真実を知った絆斗は意気消沈。もう隠し事はしないというショウマの思いを理解しながらも、一端距離を置くことを決めるのだった。
一方でラキアはショウマと共闘するだけでなく幸果の仕事も手伝うようになり、人間の世界も悪くないと思いはじめる。そして、今の自分に重ねる形で、一度はストマック社と関わりながらも、過ちから引き返そうとした弟の心を理解。裏切り者として命を狙われながらも、打倒ストマック社への思いを深めていく。
その後、何度倒しても新たに現れるダークショウマが、最強の生物を生み出すという野望に取り憑かれた酸賀が、手に入れたショウマの髪の毛を培養して誕生させたと判明。さらに、研究の集大成として酸賀自らも「仮面ライダーベイク」へと変身すると、ショウマたちに戦いを挑んでくるのだった。
大叔父のデンテ・ストマックが辛木田絆斗用にラキア・アマルガの持つ「ヴラスタムギア」を複製し、ショウマが絆斗の友情に応える形で新たなゴチゾウ「フラッぺいずゴチゾウ」を生み出した。このふたつを使用して絆斗は「仮面ライダーヴァレン フラッペカスタム」へと変身。己が野望を成就するためにさまざまな人々の運命を弄んできた、酸賀研造の打倒に成功する。
それから1ヶ月後。「グラニュート」との戦いや日々の生活の中で、なんでも屋「はぴぱれ」の面々が絆を深めるなか、グラニュート界ではストマック家の状況を一変させる事件が起こっていた。
双子の次女シータ・ストマックを失い、まるで抜け殻のようになって街を放浪していた三男のジープ・ストマックが、グラニュート界の大統領、ボッカ・ジャルダックの愛娘、リゼル・ジャルダックに見初められて結婚。ジープはその絶対的な権力を利用してリゼルを「ストマック社」の新社長に、自身は副社長に就任する。さらに大統領のボッカまでもがストマック社の経営方針に介入してきたことで、「闇菓子」を利用して上流階級に食い込むはずだった長男のランゴ・ストマックの野望は破綻。歯噛みしながらも、ボッカの言うがままに動かざるを得ない日々を送ることを余儀なくされる。そして、リゼルは興味本位からジープを伴って人間界に現れ、ショウマに対し宣戦布告のような手荒いあいさつを敢行。この戦いにグラニュート界の大統領まで関わってきたという状況を知り、はぴぱれには緊迫した空気が漂うことに……。
ただ、ショウマにとってはうれしいこともあり、敵グラニュートを追っている際にお菓子カフェ「ひだまり」という店を発見。常に柔和な笑顔を見せる店主とも懇意になり、以後、常連として店に通うこととなる。また、何かあるたびに衝突を繰り返していた絆斗とラキアも、グラニュートとの戦いの中で偶然にも共闘せざるを得ない形となり、そこでお互いの状況を理解。少しずつ絆を深める兆しが見えるようになっていく。
その後、ボッカの策謀により闇菓子の虜になってしまったグラニュート界の豪商、マーゲンが〝グラニュートハンター〟たちを排除する刺客として人間界に現れる。酸賀の技術を吸収した次男のニエルブ・ストマックにより、「ガヴ」を直接改造されたマーゲンが変身する「仮面ライダービターガヴ」は強敵で、ショウマたちは苦戦を強いられてしまう。また、ニエルブはかつての自分の師でもあった大叔父のデンテの元を訪れて、ストマック社に戻るよう揺さぶりをかけてくる。居場所を知られた以上、自分の命はもう長くないと悟ったデンテは、今、この世界で唯一手に入るグラニュート界の物質である自分のガヴの歯を材料に、新たな強化アイテム「ゴチポッド」を完成させるのだった。
決戦を挑んでくるマーゲンに対し、ショウマはゴチポッドに100体のゴチゾウを吸収させてその真の力を発揮すると、「仮面ライダーガヴ オーバーモード」へと変身。一度はパワーをコントロールできずにマーゲンを仕留め損なうも、再戦時には力を得る代わりにスピードを犠牲にするガヴ オーバーモードをフォローすべく絆斗とラキアが奮戦。敵の足止めに成功すると、すべての力を解放するようなガヴ オーバーモード必殺の一撃をマーゲンに炸裂させ、見事に勝利を掴む。
ボッカの策略は失敗に終わるも、金にしか興味がなかったはずのマーゲンをも虜にしてしまった闇菓子の魔力には満足げな笑みを浮かべる。そして、ランゴに対して一千万という途方もない数の闇菓子を作るよう命じるのだった。
スピードを犠牲にする代わりに比類なきパワーを得る「仮面ライダーガヴ オーバーモード」と、パワーを抑えて影すら追えぬ神速のスピードを見せる「仮面ライダーガヴ マスターモード」。大叔父のデンテ・ストマックが、文字通り身を削って完成させた強化アイテム「ゴチポッド」で発揮できるふたつの力を駆使したショウマは、グラニュート界の大統領、ボッカ・ジャルダックの指示により、多くの人々を「ヒトプレス」化しようとしていたストマック家の長男、ランゴ・ストマックを打ち破った。
その後、辛木田絆斗がなんでも屋「はぴぱれ」に舞い込んできた依頼を通じ、自分の母親を誘拐した「グラニュート」をついに発見。だが、そのグラニュートは過去の行いを心の底から悔いており、自ら命を差し出そうとまでする。結果、絆斗は見逃すことを決め、長年引き摺っていた自分の戦いに一応の決着をつけた。
また、長女のグロッタ・ストマックが、すでに落命したと思っていたデンテがまだ生きていると知り、その隠れ家を訪問。自分に協力するように詰め寄るも、デンテからは心の寂しさを突かれ、ストマック家を抜けて人間界で生きるよう進言される。これにグロッタは狼狽しながらも激昂して声を荒らげ、大鎌でデンテの背を一撃。その後、ショウマ、ラキア・アマルガ、甘根幸果が駆けつけるも、彼らが見たのは、無惨に横たわるデンテの亡骸であった。
デンテとの突然の別れに驚き悲しむ3人だったが、ラキアは傷跡を見て、グロッタこそが弟の命を奪った仇敵だと確信。一時は怒りで我を忘れるほどになるも、残されていたデンテの遺言、そしてやさしかった弟に託された思いを受け継ぎ、敵討ちではなく人々を守るために戦うと宣言する。ショウマはデンテが皆と食べたかったプリン・アラモードから生まれた「ゴチゾウ」をラキアに渡すと、彼は「仮面ライダーヴラム アラモードモード」へと変身を遂げ、グロッタを撃破するのだった。
その一方で、どうしてもショウマに勝てない三男で大統領娘婿のジープ・ジャルダックは、妻のリゼル・ジャルダックの勧めと、才能を認められて大統領直属の技術開発担当になった次男、ニエルブ・ストマックの誘いに乗り、改造手術を受けることに。自分の「ガヴ」が、憎きショウマの持つガヴに酷似した、言うなれば〝黒ガヴ〟と化してしまったことに自嘲しながらも、ジープは「仮面ライダービターガヴ」へと変身し、ショウマに戦いを挑み続ける。また、ニエルブはボッカの勧めに従い、催眠効果を持っていたグラニュートの遺体と、かつてショウマたちに敗れたクラニュート研究科の酸賀研造との肉体を融合。命なき人形と化した酸賀は、ニエルブの命ずるままに人間たちに向けて催眠実験を行いつつ、嫌悪感を抱くショウマたちの前で「仮面ライダービターガヴ」へと変身。催眠能力で絆斗を操り、ショウマたちを苦戦させるも、絆斗は自力で催眠を打ち破り、今度こそ酸賀に引導を渡す。
今までさまざまな実験を繰り返してきたニエルブ。実はこれには真の狙いがあった。それはストマック家の輝かしい未来を、自分の頭脳でもたらすこと。ショウマの戦いの才能もいち早く見抜いていたニエルブは、どちらを最終的な自分の戦力にするか、ジープと天秤に掛けていたのだ。そしてニエルブが選んだのはショウマ。人間界から手を引くことを条件に、ショウマはニエルブの誘いに乗り、ボッカの襲撃を敢行する。だが、この計画は脆くも失敗し、ショウマは逃走。一気に立場を危うくしたニエルブは、人間たちを催眠状態にして管理する「人間牧場化計画」を完遂するまでは生かされることになったが、最後のチャンスをとボッカに慈悲を請い、ショウマに戦いを挑む。
そして、ふたりが激しく火花を散らす中、ボッカが視察に現れる。するとニエルブは謎のスイッチを取り出し、人間牧場化計画に必要な〝ダミーゴチゾウ〟に密かに仕掛けておいた爆弾を爆破させ、ボッカに一矢報いようとする。しかし、この最後の企てもボッカには筒抜けで、逆にニエルブの持っていたスイッチが大爆発し、ニエルブは命を失ってしまうのだった。
まったく隙のないボッカに勝つにはどうすればいいのか、と途方に暮れるショウマたち。ひとつだけ可能性があるとするなら、それはかつて戦った強敵との共闘。そう、ショウマに敗れたランゴは実は生き延びており、人間界から復権のチャンスを窺っていた。ランゴにとってもボッカの排除は悪い話ではないはず……。最強の敵を討ち果たすため、ストマック家の長男と末っ子が今、力を合わせて難敵に立ち向かおうとしていた。
ショウマ、辛木田絆斗、ラキア・アマルガら人間界を守る「仮面ライダー」と、グラニュート界の大統領、ボッカ・ジャルダックの激戦は熾烈を極めた。3人掛かりの攻撃をものともしないボッカの規格外の強さに、徐々に追い込まれていくショウマたちだったが、決して燃え尽きぬ闘志から生まれた新たな「ゴチゾウ」を使い、ショウマは「仮面ライダーガヴ アメイジングミフォーム」へと変身し反撃。さらに、戦いの様子をうかがっていたストマック家長男のランゴ・ストマックが完璧なタイミングで奇襲を敢行し、ボッカの背に深々と大剣を突き刺した。さしものボッカもついに膝を屈すると、「仮面ライダーガヴ アメイジングミフォーム」、「仮面ライダーヴァレン フラッペカスタム」、「仮面ライダーヴラム アラモードモード」、3人のライダーによる同時キックが炸裂。ボッカは絶叫とともに爆炎に包まれた。
これで人間界に平和が訪れると思ったのも束の間。ランゴはショウマと交わしたはずの約束を反故にしてボッカの「人間牧場化計画」を丸ごと奪い取り、実行に移し始める。そして「ストマック社」の社長に返り咲くと、さんざん自分に逆らってきた三男のジープ・ジャルダックに対しては自分のもとに戻ってくるように告げ、望むなら大統領の愛娘にして妻のリゼル・ジャルダックの命も助けると、一片の情を見せるのだった。
一方、体制を立て直すために撤退したショウマたちは、この状況を打破する作戦を思いつき、実行に移すことに。絆斗とラキアは、次元の扉を通ってグラニュート界に潜入。「ヒトプレス」を取り戻すと同時に、闇菓子工場を再起不能になるまでに破壊せんとする。そして、ショウマはなんでも屋「はぴぱれ」に戻ると、甘根幸果と、絆斗の調査で自分の叔父だと判明したお菓子カフェ「ひだまり」の店主、井上優に、大叔父のデンテ・ストマックが完成させた催眠を解く中和剤入りの〝綿菓子〟をつくるように頼む。ショウマはそれを食べて生み出したゴチゾウの力で綿菓子の雲を発生させると、中和剤入りの雨を降らせて催眠状態の人々をもとに戻すのだった。
グラニュート界では絆斗とラキアが奮戦していた。工場の破壊には成功したものの、ふたりは追手を撒くのに苦戦。この状況にラキアは囮役を買って出ると、絆斗を逃がして追手を排除し、人間界とグラニュート界を断絶させるため、次元の扉の破壊にかかる。そして、人間界に戻った絆斗を待っていたのは、父親の敵討ちに燃えるリゼルと、ランゴの誘いを断り、リゼルの側にいることを選んだジープ。もう戦う意味はないと言う絆斗だったが、ふたりに引く意思はなく激しい戦いが展開される。その最中、絆斗が放った必殺の一撃がリゼルに向けて放たれるが、自然と身体が動きジープがその攻撃からリゼルを庇う。ジープは消えゆく中で、なぜかつて双子の妹シータ・ストマックが自分を守ったのかその思いを理解し、満足そうな表情で消滅していった。ひとり残されたリゼルの慟哭が響く中、絆斗は静かにその場を離れていく。
そして、大好きなお菓子で世界を、人々を救ったショウマは今、ランゴの前に立っていた。「ストマック家って何……?」と語るショウマに対しランゴは答える。望むものは何不自由なく手に入れられるはずだったが、あの日、父のブーシュ・ストマックがショウマの母を連れてきたことですべてが変わってしまった。奪われた輝かしい未来を取り戻すため、邪魔者はすべて排除する!兄のランゴも自分と同じくストマック家により運命を狂わされていたと知り、もはや戦う道しか残されていないと悟るショウマ。どちらが未来に進むのか。今、どうしてもわかり合えぬ兄弟の最後の戦いが始まる。