
世にも奇妙な物語

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- 東山久美子
- 工藤夕貴
- 北森 浩
- 前田耕陽
- 東山耕助
- 伊原剛志

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- 原作
- 西岸良平(「赤い雲」 双葉
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- 社)
- 脚本
- 武上純希
- 演出
- 舛田明廣

- 東山久美子(工藤夕貴)には、北森浩(前田耕陽)という恋人がいる。兄の耕助(伊原剛志)は駆け出しの漫画家で、まだそれほど仕事がない。ある日、売れっ子漫画家の田所が、奇妙な赤い雲に襲われて亡くなってしまった。そのために、耕助のところに突然連載の依頼が舞い込んでくる。耕助を応援していた久美子は、大喜びするのだが…。

- 広川美希(和久井映見)は、ある日、突然の耳鳴りとともに老婆の幻影を見るようになり、やがて他人の心の声まで聞こえるようになってしまう。美希には、交際中の恋人・仲田慎二(鶴見辰吾)がいた。交際は順調で、仲田は美希に対してとても優しかった。しかし、そんな仲田の本心を、美希は聞いてしまう。それは、美希が予想だにしなかった言葉で…。

- 深夜放送のディスクジョッキーを務める蛍子(西田ひかる)のもとに、ある中学生からの悩みが送られてきた。そこには、自分が心に思ったことが、実際に起きてしまうと書かれていた。にわかには信じ難い話ではあるが、興味を持つ蛍子とスタッフ。番組ディレクタ―の若林は、最終的に、このお悩みを番組で採用することに決める。

- レコード会社のディレクター・田崎功(石黒賢)は、完璧主義者。そのため、ダメ出しすることが多く、彼を快く思わない者もいた。ある日、田崎は自分の耳が、どんなに小さな音も漏らさず聞こえるようになっていることに気づく。ガールフレンドの美紀に電話すると、彼女の背後で誰かがたばこを吸っている音が聞こえてきて…。

- ひなびた山中の旅館。ここでは、つい最近男女の無理心中があったばかりだ。そこに、一人の女性客がやってきた。彼女の名は、加納淳子(石田ひかり)。仲居の喜代子は、淳子も恋人に振られたばかりで、自殺しようとやって来たのだろう、と考える。旅館の女将と仲居は、また自殺者を出してはたまらないと、淳子の行動を注視するのだが…。

- いまどき珍しくスパルタ教育を実践している教師の水谷(小林稔侍)は、生徒たちからも恐れられていた。しかし、ある日の職員会議で、”子供たちが教師を選ぶ”という新たな教育制度を導入することが決決定。この制度により、教師たちは生徒のご機嫌取りに走るようになってしまい、それに伴い水谷のクラスは、日に日に生徒の数が減っていった。

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- 原作
- 手塚治虫(「バイパスの夜」
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- 『時計仕掛けのりんご』所
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- 収 秋田書店)
- 脚本
- 友澤 晃
- 演出
- 小田切成明

- ある雨の夜だった。アタッシェケースを持った一人の客(阿藤海)がタクシーを拾った。しばらくすると客は、自分は今日起こった現金輸送車強奪事件の犯人だと話し始める。すると、それを聞いた運転手(寺田農)は、自分は浮気した女房を殺して逃げている最中だと告白した。二人が冗談だと大笑いしていると、ラジオから2件のニュースが流れてきて…。

- いつものように目覚まし時計をとめて、行雄(大沢 健)は朝を迎えた。着替えをすませ、階段を降り、顔を洗う。普段と変わらない1日が始まるはずだったのに…ふと気づくと、父も、母も、姉も、自分以外のすべてが静止している。あわてて外に飛び出すが、みな人形のように動かない。この状況をなんとかしようと、行雄は行動を起こすのだが…。

- 純一(そのまんま東)と藍子(森山祐子)は結婚を約束した恋人同士。だが、純一は彼女の父親を前にすると、どうしても結婚の話を切り出すことができないでいた。ある夜、純一がふと目を覚ますと、そこに不気味な老人の姿があった。それは死神だった。いわく、死神が足元にいるときは、その人は死なず、枕元にいるときは死ぬという。

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- 原作
- 岡崎二郎(「未来の想い出」
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- 『アフター0』5巻所収
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- 小学館)
- 脚本
- 月島水樹 (北川悦吏子)
- 演出
- 崎田憲一

- 舘野卓(林家こぶ平)と久美子(石田ゆり子)は、周囲からは”月とスッポン”と呼ばれていたが、仲の良いカップルだった。ある日、二人で撮った写真の中に、自分たちの未来の姿が写っているものが混ざっていることに気づく。卓は、久美子に苦労をかけたくない、少しでも良い未来にしたいという思いから、仕事に打ち込み始める。すると、少しずつ写真が変化していって…。

- 幼なじみの安永良子(桜井幸子)と藤井 智(中上雅巳)は、ケンカばかりしているが、実は互いに好意を持っていた。ある日、良子は友達の美樹から、ある文房具店の緑のボールペンで1日1000回願いごとを書くと、願いがかなうと聞く。友達に続々と効果が表れたことを知った良子は、ボールペンを購入。願いごとを書き始めるが…。

- 人口が増えすぎたため、森林破壊が進み、深刻な空気汚染と酸素不足に陥ってしまった世界。その対策のために、人間を「整理」することになった。役に立たない人間には、みどり色の紙が送られてくるのだ。ある日、やる気のないサラリーマンの樽崎明(薬丸裕英)にも、この紙が届けられた。恐怖を感じた樽崎は、逃走をはかるのだが…。

- 太平洋上で、訓練中の自衛隊潜水艦から乗組員がいなくなるという事件が発生した。自衛隊の水島二等海佐(永島敏行)は、部下を引き連れ、原因の究明と乗組員の救助のために、その潜水艦に向かった。潜水艦を見つけ、艦内を調査するが誰もいない。しばらくすると、水島の部下も、一人また一人と姿を消していってしまう。

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- 原作
- 阿刀田高 (「あやしい鏡」
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- 『猫の事件』所収 講談社)
- 脚本
- 棟居 仁
- 演出
- 今関あきよし

- 母と姉を死に追いやった義父・伊田を憎んでいた年子(南野陽子)は、彼の別荘で復讐計画を実行。伊田を殺害した。肩で息をしていると、目の前に鏡があることに気づき、年子はのぞき込んだ。その鏡は、殺された人間の影が映るという、いわくつきのものだった。すると次の瞬間、年子の背後に血まみれの伊田が現れ、年子に襲いかかってきた。

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- 原作
- 清水義範(「シャーロック・
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- ホームズの口寄せ」『深夜
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- の弁明』所収 徳間書店)
- 脚本
- あんじょうふみお
- 演出
- 河崎 実

- 世は超常現象ブーム。とあるテレビ番組で、シャーロック・ホームズの霊を呼ぶという企画が実施されていた。ゲストとして参加したのは、心霊現象を一切信じていない推理作家の青山 純(柴俊夫)だ。理論派の青山は、作家のコナン・ドイルが作り出した架空の人物であるホームズの霊など呼び出せるはずがない、と主張するのだが…。

- サラリーマンの達彦(近藤正臣)は、妻と娘と暮らすいたって平凡的な男だった。しかし、このところ、人を殺す夢や恐ろしいフラッシュバックをよく見るようになっていた。そんなある日、達彦は、自分が見た夢が実際に起こった殺人事件であること、その犯人が処刑された日が、自分の誕生日であることを知る。

- 野球部のエース・一彦(松岡昌宏)は甲子園出場をかけた決勝戦を3日後に控えていた。一彦は同級生の隆司(森且行)に野球部に戻るよう説得するが、聞き入れてはもらえなかった。そんな折、一彦は交通事故で命を落としてしまう。一彦は、隆司の体を借りて試合に臨むことに。体を借りられるのは、3日間だけ。守らないと、隆司の魂が帰ってこれなくなってしまうのだ。

- 女流作家の相沢より子(藤真利子)は、次回作の執筆をしていた。だが、このところ筆が滞りがちな上、仕事場の周辺で工事が始まったために集中できず、編集者に頼んでホテルを確保してもらう。そのホテルはオフシーズンで休館中とのことが、なぜか宿泊客もいるようだ。落ちついた雰囲気に満足したより子は、早速、執筆を再開。しかし、そのホテルは恐ろしいほど静かで…。

- 大学生の雅樹(保阪尚輝)には、里佳(渡辺由紀)という恋人がいる。その里香に、最近何かとちょっかいを出してきているのが、目黒(沢向要士)だ。雅樹は、目黒のことがどうしても許せず、ついには殺害を計画する。雅樹は爆弾を仕掛けたたばこを目黒に渡した。しかし、爆弾たばこは、目黒のもとから転々とし…。

- 夜道を歩いていた村岡定男(佐藤浩市)の前に、車が飛び込んできた。危ない、と思った次の瞬間、目を開けると、村岡は線路の上に縛られていた。そこへ、電車が目前に迫ってくる。再び目を開けると、今度はあろうことか、高層ビルの屋上から誰かに突き落とされる。さらに、目を開けると、そこは底なし沼だった。夢から覚めても覚めても、絶体絶命の危険が村岡を襲い…。

- 営業マンの栗谷川進(世良公則)は、会社の前に、長い行列ができているのに気づいた。栗谷川は、何の行列だろうかと興味がわき、その列に並ぶことに。会議があることを思い出し、会社に連絡すると、なんと、上司はそのまま列に並んでいろと言う。延々と続いている列の波。少しずつ前に進んではいるが、一向に目的地が見えてこない。長い時間が経過し…。

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- 亮二(高野天山)
- 佐藤B作
- 松井洋子
- 沖 直美
- 須藤
- 六平直政

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- 須藤(六平直政)は、高野天山と名乗らせた亮二(佐藤B作)と松井洋子(沖直美)を使って、インチキ霊媒で客から法外な金をせしめていた。しかし、取り分のいい須藤に対し、亮二と洋子は分け前が少ないことに不満だった。そんなある日、須藤が、かつて自分は人を殺したことがあると告白。二人は、そのことを利用して須藤にひと泡吹かせてやろうと計画する。

- 村上沙織(畠田理恵)は、友人の美幸と夏子が海外で豪華な毛皮のコートを買ってきたことが、うらやましくて仕方ない。つい二人のことをねたましく思ってしまい、お土産でもらったウサギの皮財布を、そんなに毛皮が好きなら犬や猫になればいいと、神社で投げつけてしまう。すると、財布の中に入っていた5円玉が、コロコロとさい銭箱の中へ…。

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- 加藤二郎
- いかりや長介
- 渋沢蘭子
- 木内みどり
- 芝山泰治
- 天本英世

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- 原案
- 景山民夫(「海亀のスープ」
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- 『どんな人生にも雨の日は
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- ある』所収 新潮社)
- 脚本
- 土屋斗紀雄
- 演出
- 久世光彦

- あるレストランで海亀のスープを口にした芝山泰治(天本英世)は「これは海亀のスープじゃない」と言って席を立ち、出て行ってしまった。翌日、芝山は自殺。雑誌記者の渋沢蘭子(木内みどり)は、この件に興味を持ち調べ始めると、加藤二郎(いかりや長介)に行き当たった。実は、芝山と加藤は元船乗りで、以前遭難した経験を持っていて…。

- 生田信一(田山涼成)、みどり(松原千明)夫妻は、念願のマイホームを購入。子供たちと一緒に引っ越してきたが、みどりは家を大事にするあまり、汚れることが許せなくなってくる。傷がつかないように部屋中にカーペットを敷きつめたり、ドアや窓の取っ手にもカバーをつけるように。信一は禁煙を強いられ、飼い始めた犬が床を汚したからと、ついにはその犬を捨ててしまう。

- ある年のある病院で、同じクリスマスの日に生まれた永田健一(大滝秀治)と相川恵美(風見章子)。幼少期を一緒に過ごし、お互いに好意を持っていたが、その後離れ離れに。それぞれ大人になり、家庭を持ち、別々の人生を歩んでいた。月日は流れ、互いに80歳になった健一と恵美。二人は、再びある公園で出会う。

- ある日、佐藤 勉(平田満)は、「佐藤、求む」という貼り紙を見つけた。自分も条件を満たしている…勉は、思いきって、そこに書いてあった連絡先を訪ねてみることにした。すると、そこには佐藤という名字を持つ人ばかりが集まる「佐藤友の会」という組織があった。勉は、会の仲間からの歓待を受け、元気づけられる。もともと佐藤姓に愛着を持っていた勉は…。

- 人々が神の存在について論議している現世。だが、その是非はいまだ明らかになっていない。そんなこの世界の、とある住宅街の一角に、本物の神様(ポール牧)が降り立った。しかし、誰一人として彼を神様だと気づかず、神様は変人扱いされてしまう。そこで神様は、実際に奇跡を起こして、自分が本物であるということを証明しようとするのだが…。

- 加賀美佳織(高木美保)は、ハネムーンで夫の別荘へとやって来た。別荘は、槇島(野際陽子)という使用人が管理し、一人で住んでいるとのことだった。すると、来たばかりだというのに、夫に急用ができてしまい別荘を離れることに。佳織は、別荘に残ることを選択。そんなある日、佳織は別荘の中に、槇島以外の誰かがいるような感覚にとらわれる。

- 課長代理を務める稲田隆一(風間杜夫)は、残業をこなす日々を送っていた。そんなある日、同僚の言動から、もう一人別の自分がいることに気づく。そういえば、ここのところ、周囲から身に覚えのない話を聞かされることが多かった。外から会社に連絡してみると、「稲田は私です」といって電話に出る人物がいる。帰宅しても、玄関に自分の靴があり、もう一人の自分がいて…。
出演者のお名前は、現在改名、新たに襲名された方についても、出演当時のお名前を表記しております。
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