
世にも奇妙な物語

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- 原作
- 西岸良平(「ブラックマジッ
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- ク」『タイム・スクーター』
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- 所収 双葉社)
- 脚本
- 武上純希
- 演出
- 光野道夫

- 父親を亡くした小学生の中田幸子は、義父や学校に馴染めずにいた。ある日幸子は、いかにもあやしい雰囲気の魔術師に出会う。魔術師から、時間はかかるが確実に呪いをかけることができるという呪いの紙人形を手に入れた幸子は、義父や学校の先生、いじめっ子に呪いをかけた。15年後、幸子(菊池桃子)がすっかり忘れていた呪いの効果が現れ始めて…。

- 父親が生死の境をさまよっている時、プロボクサーの野沢信吾(布施博)は、リングの上で戦っていた。負ければ引退せざるを得ない。しかし、今日の試合も一方的に殴られてばかりで、今にもタオルが投げられそうな状態だった。ついに、ダウンした信吾。意識がもうろうとする。すると、父親の側にいた妹(渡辺満里奈)が、信吾が来ていると騒ぎ出して…。

- 専業主婦の野木カオル(田中美佐子)は、夫の辰彦とともに郊外の公団で暮らしていた。ある日、興味がないからと、去年のクリスマス会の抽選で当たった「占いセット」を捨てる。ところが、近所の浦田カエ(中尾ミエ)は、間違って置いたのだろうとそれを拾ってカオルに届けた。仕方なく受け取ったカオルは、ひょんなことから近所の奥さん連中を占うことになってしまう。

- 山本伸吾(佐藤寛之)は、恋人の香織と彼女の愛車でドライブ中に事故に遭い、香織だけが命を落としてしまう。香織の愛車を譲り受けた伸吾は、その車を修理し大事に使っていた。半年後、伸吾に新しい恋人ができた。その彼女とドライブに行こうと車に乗り込むと、決まって車の調子がおかしくなり…。

- 松永信太郎(佐藤浩市)は、かつて少年野球のエースだった。だが、その座を争っていたライバルで親友の健治の頭にボールを当ててしまい、健治は植物状態に。以来、信太郎は野球をやめ、健治のことをずっと気にかけてきた。ある日、信太郎が車を運転していると、突然ボールが飛んでくる。飛んできた方向を見ると、そこには健治の姿が…。

- 大手広告代理店に勤めるエリートの三上修二(草刈正雄)は、いつの間にか周囲の人間が「ズンドコベロンチョ」という、聞きなれない言葉を使っていることに気づいた。仕事柄、新語に知らない言葉はないと自負していた三上は、気になって仕方がない。ところが、プライドが邪魔して他人に聞くことができない三上は、なんとかその正体を一人で突き止めようとするのだが…。

- 和泉朋子(早見優)は小学校の教師。ある日、朋子のクラスに正人という子供が転入してきた。正人はとても素直な子で、何を言われても「はい」と返事をし、言うことをすべて聞いてしまう。そんな正直すぎる正人を、朋子は心配していた。すると、朋子が気づかないうちに、正人はクラスメイトからいじめられるようになっていて…。

- 中川栄一(ラサール石井)は不眠症に悩むサラリーマン。薬も試したが、逆に目がさえてしまう。しかも妻は、夫の体よりも仕事の方を心配しているようだ。そんな時、医師の紹介で中川は”夢幻倶楽部”を知る。行ってみると、そこはロシアンルーレットで精神治療をする場所だった。夢幻倶楽部のルールは、一度足を踏み入れたら、途中下車はできないというもの。やがて、中川の番がやってくる…。

- 北出友里子(南果歩)は、御曹司の工藤順一(豊原功補)と交際している。そろそろ結婚という話も出てきそうだ。そんなある日、友里子は会社からの帰り道に、アンティークショップで目覚まし時計を見つけ、店主の言葉にのせられてつい買ってしまう。その時計は不思議な力を持っていて、持ち主の不幸を取り除いてくれるという。

- 殺人事件を目撃した佐藤順一(布川敏和)は、あわててその場を離れるが、佐藤に気づいた犯人が追いかけてきた。佐藤は、なんとか高速バスに乗り込んだ。逃げ切ったかと思ったその時、犯人が乗り込んでくる。犯人は、佐藤が現場に落とした名前が書かれたメモを手がかりに探しているようだ。犯人が乗客一人一人に名前を聞いていく。次第に佐藤に近づいてきて…。

- 恋人がいないOLの大野由美(有森也実)は、今日もひとりだった。ある日、恋人同士が利用している伝言板に、ついありもしない伝言を書いてしまう。すると翌日、その伝言板に由美宛ての返事が書かれていた。半信半疑で、書かれていた待ち合わせ場所に行ってみると、そこには由美の理想のタイプの男性が待っていた。由美はその男性、長谷川信(水谷あつし)と付き合うことになるのだが…。

- 日本を代表する大女優の吉永あずさ(ジュディ・オング)は、精神科の医師(長塚京三)のもとを訪ねていた。あずさは、役になりきろうとするあまり、2年ほど前から役と現実の区別がつかなくなってきたというのだ。さらに、今オファーされているのが殺人者の役。どうしても自分が演じたいが、本当に人を殺してしまいそうで怖いという。

- 部屋探しに苦戦していた田代明子(畠田理恵)は、大学で2、3度見かけたことがある青年に声をかけられ、良い物件を扱っているという不動産会社を教えてもらった。紹介された物件は、古いけれど家賃も安くて広い。ひと目で気に入った明子は契約することに。しかし、住み始めてみると、いきなり部屋が揺れ始めたり、ぬいぐるみが落ちてきたりと不思議な現象が連続して…。

- 立花由佳(三田寛子)が受け持つクラスに、飛行機事故で奇跡の生還を果たした少年・マコトが転校生としてやってきた。マコトの前の担任から、彼を叱ると後で必ず嫌な目にあうと聞いて不安になる由佳。それでも由佳は、新しい環境になじめるようにと気を配り、マコトは少しずつ心を開いていった。そんなある日、由佳はついにマコトのことを叱ってしまう。

- ある日、さえない中年の青木(笑福亭鶴瓶)のもとに、荷物が届いた。差出人はわからない。開けてみると、そこには等身大の女性の人形が入っていた。こんなことをするのは山本係長(長谷川初範)くらいだろうと思いを巡らすが、どうも違うらしい。結局、青木は人形にマリコという名前をつけ、恋人のようにかわいがり始める。二人の生活が始まり、青木はマリコに言葉を投げかけ続けるのだが…。

- 今日も、ワイドショーで法律解説をする弁護士の武内(露口茂)。世間では、正義の味方として通っていた。武内の出番が終わり、次に番組に登場したのは、スタジオに水晶玉を持って現れた超能力者。オンエア後、武内はその水晶玉に興味本位で触わり、落としてしまう。急いでテレビ局を出てタクシーに乗り込むが、なんとそこは…。

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- 原案
- 藤原邦彦
- 脚本
- 新山 哲
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- 棟居 仁
- 監督
- 河崎 実

- 覆面レスラーの獣神サンダーライガー(獣神サンダーライガー)は、後輩・南郷の頼みで病院に向かった。そこには、南郷の弟・宏が入院していた。ライガーは、大きな手術を控えている宏を励まし、翌日に行われるタイトル戦の勝利を約束する。しかし、試合を前にライガーは交通事故に遭い負傷。そこで南郷に白羽の矢がたった。南郷はライガーのマスクをかぶってリングに上がる。

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- ジョン・ロバーツ
- ケント・ギルバート
- 加藤部長
- 竹中直人
- 弥生
- 鶴田真由

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- カミカゼ物産との合同事業のために、日本にやって来たジョン・ロバーツ(ケント・ギルバート)。ジョンは日本に到着し、カミカゼ物産に向かった。出迎えたのは、加藤部長(竹中直人)。ジョンは、加藤の妻とその娘・弥生(鶴田真由)から、奇妙な日本式接待を受け不思議な気分に。さらに翌日、スケジュールを間違えジョンを空港に迎えに行けなかった部下が、責任を取り切腹したと聞き…。

- 吉沢康子(中島唱子)はブティックに勤務している。太った体格を上手に使って客の虚栄心をくすぐるので、売上はいつもダントツ。その反面、同僚からは嫌われてしまっていた。ある日、店の前で靴磨きをしている有栖川絹代(もたいまさこ)から声をかけられる。絹代は、康子に100万円で美しくしてあげると提案してきた。康子はその提案に乗り、美しく変身する。

- エリート医師の結城康平(世良公則)は、このところモノクロの奇妙な夢に悩まされていた。男に襲われ、相手が持っていたナイフを奪い刺し殺したり、警官に追われて発砲したり。やがて、それは白昼夢となり、仕事にも影響がでるほどになってしまった。ある日、取り調べを受けている結城が殴られるという夢を見た。夢から覚めると、殴られた場所にアザができていて…。

- 松田直人(鶴見辰吾)は天才科学者。恋人の由利恵(大西結花)との結婚を半年後に控えていたが、交通事故で彼女を亡くしてしまう。松田は、由利恵の細胞を使って、”ユリエ”というクローン人間を作ることに成功。しかし、松田は、ユリエの存在が世間に知られることを極端に恐れ、古い洋館に閉じ込めて生活させるのだった。二人の生活は順調かと思われたのだが…。

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- 三村友康
- 香川照之
- 西村和世
- 七瀬なつみ
- 青年
- 錦織一清

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- 大学生の三村友康(香川照之)は、ファストフード店でのアルバイトに苦戦していた。接客に必要な笑顔が、どうしてもうまく作れないのだ。恋人の西村和世(七瀬なつみ)との関係も修復が必要だった。そんなある日、三村はある青年(錦織一清)から友達になってください、と頼まれる。不気味に思って冷たくあしらうと、それから青年に、付け回されることになってしまう。

- 女子大生の田代由美(千堂あきほ)が、友人の道子と一緒に旅行に行った時の写真を見ていると、由美の左肩に手が写っているものがあった。よく見ると、その手にはアザがあり、由美の恋人の肩にも写っていた。道子はそれが、高校生の時に自殺した斎藤(松田洋治)の手ではないかと言い始める。かつて斎藤は、由美に思いを寄せラブレターを書いたのだが…。

- 山口美保(浅香唯)は、小説家の自宅でベビーシッターの面接を受けていた。この家には、双子の男児がいるのだ。夫人の好子は「子供たちに会っていただきます。彼らがあなたを気に入れば…」と言う。早速、美保は彼らに会った。心なしか無表情に見える子供たち。母親から、美保と仲良くできそうかと聞かれて、彼らはただ黙ってうなずいた。

- 犬井満(吉村明宏)は、死者に伝言を届ける”あの世への格安伝言メッセージサービス”という、いかにもうさんくさい、インチキな商売をしていた。そこへ婚約者を交通事故で亡くしたという美しい女性・斉藤清美(杉浦幸)がやってきた。亡くなった婚約者に伝えたいメッセージがあるようだ。彼女の真剣なまなざしにほだされ、犬井は、その仕事を引き受けてしまう。

- 西山孝史(榎木孝明)は、頼まれたらイヤとは言えない男。社長令嬢との結婚を控えているが、それも頼まれた、仕事のような婚約だった。そんなある日、西山は自分の部屋に異変を感じる。天井からポタポタと水滴が落ちてきたのだ。見上げると、そこに見覚えのない穴が。穴からは明かりが見え、そこから笑い声も聞こえる。のぞき込んでみると、女(真行寺君枝)がいて…。

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- おとうさん
- 河原崎長一郎
- おにいさん
- 加藤盛大
- ユリコ
- 鹿島かんな
- おかあさん
- 岩本多代

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- 原作
- 筒井康隆(「ユリコちゃん」
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- 『にぎやかな未来 』所収
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- 角川書店)
- 脚本
- 戸田山雅司
- 演出
- 小田切成明

- 朝、おとうさん(河原崎長一郎)はいつものように起床し、朝食中の家族のいる居間にやってきた。「おはよう」と家族に声をかけるが、おかあさん(岩本多代)、おにいさん(加藤盛大)、ユリコ(鹿島かんな)は、みな驚いた様子を見せる。しかし、おとうさんはそのことを気にとめるでもなく、普段と変わらずに朝の支度をすませると、会社に行こうとする。

- 予備校生の木村克哉(勝俣州和)は、頭が良くなるという”麦みそ”を売っている屋台で、100円で売られていた”東大生味噌”を買う。受験当日、克哉の頭の中に東大生の声が聞こえ、見事、憧れの大学に合格した。しかし、味噌を買う際、店主から、この東大生には性格が悪いという問題があると言われていた。克哉の言動は、次第に東大生の声に支配されていき…。

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- 原作
- 西岸良平(「タイム・スクー
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- ター」 双葉社)
- 脚本
- 水橋文美江
- 演出
- 木村達昭

- サラリーマンの真(高嶋政伸)に、社長令嬢との縁談が持ち上がった。真は、婚約者の亜紀子(石田ゆり子)と別れようとするのだが、うまく切り出せずに悩んでいた。ある日、ふとしたことから、タイムトラベルができるというスクーターを手に入れる。真はスクーターに乗って過去へと向かった。そこで、小学生時代の亜紀子に会うのだが…。

- 深夜、泥酔した川崎進助(柄本明)は、やっとのことでタクシーをつかまえて自宅アパートに帰ってきた。しかし、そこには見知らぬ男女がいて言い争いになってしまう。話しているうちに、そこが現在の家ではなく、かつて住んでいた家であることに気づき、そそくさと退散する。川崎は、そこから我が家がどこにあるかがどうしても思い出せなくなってしまい、途方に暮れるのだった。

- アパートに引っ越してきた津村圭一(宮川一朗太)は、部屋に残っていた鏡をそのまま使うことにした。鏡の位置を調整しようと、壁にかかった鏡に手をかけるがびくともしない。そこで、飾りの一つが動くことに気づいた。つまみのように回してみると、鏡に女性が化粧をしている様子が映し出された。あわてて振り返るが、津村の後ろには誰もいない。

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- 原作
- よしまさこ (「嘘八百屋」
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- 『好きです、この少女まん
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- が。5 異彩』所収 集英社)
- 脚本
- 夢野沙里
- 演出
- 河野圭太

- ある日、圭子(西村知美)は「嘘八百屋」という店を見つけた。表には”嘘のセリフ売ります”との貼り紙がある。圭子は店主の老人に「あなたをもう愛していない。別れましょう」というセリフが欲しいと告げる。実は、圭子は不倫に悩み、相手との関係を終わらせるつもりでこの店を訪れたのだった。すると店主は、不思議な水と電話機を圭子に差し出した。

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- 脚本
- 田子明弘
- 脚本協力
- 鶴間政行
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- 君塚良一
- 演出
- 落合正幸

- 依田浩二(松崎しげる)は、来る日も来る日も7月5日を迎えていた。テレビのニュースも同じ、仕事も同じ、そして、別れた妻の川口慶子(速水典子)と息子が、喫茶店で暴力団の抗争に巻き込まれるのも同じように繰り返されるのだった。なんとか慶子たちを救いたいと思った依田は、自らの手で抗争をとめようとするのだが…。

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- 原作
- 筒井康隆( 「おれに関する
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- 噂」新潮社)
- 脚本
- 菅谷淳夫
- 演出
- 川崎善広

- 森下ツトム(萩原流行)は、今日もまた美川明子(大輝ゆう)にデートの誘いを断られ帰ってきた。何気なくテレビをつけるツトム。すると、ニュースでツトムがフラれたことを子細にわたって報じているではないか。翌朝、今度は各新聞がこぞってツトムと明子の記事を載せている。それからというもの、ツトムは噂の的として、マスコミに追いかけられるようになる。

- コンドル(伊武雅刀)は、これまで一度も失敗したことがないスゴ腕のスナイパー。今回の任務は、アドバダ共和国の王女暗殺という大仕事だ。だが、任務に向かう途中、一つのボタンが取れたことから予想もしなかった騒動が次々と起こり始める。そのため、なかなか暗殺のチャンスがやってこない。コンドルは、なんとか任務を遂行しようとするのだが…。

- 遠藤 真(中山仁)は、その真面目すぎる性格から、周囲からつまらない男と見られていた。ただ、本人には何か面白いことを言いたいという気持ちがある。思いきってギャグを言ってみるのだが、これがまったくウケない。それどころか、大事な席でもギャグを口走ってしまい、上司にひどく怒られてしまうようなことが続いていた。

- この半年、北川絵里子(高岡早紀)のもとに、差出人不明のラブレターが毎日届けられていた。絵里子は気味悪がって封を切ろうともしなかったが、母の桂子(奈美悦子)は、差出人の情熱とシャイな性格に理解を示していた。だが、実はそのラブレターは、重病で余命いくばくもない青年からのもので、間もなくその青年は死んでしまう。

- とあるアパートの一室。頭にカーラーを巻いたパジャマ姿のOL・日高さゆり(梶原真理子)は、ぼやいていた。今、まさに放送中のドラマの主演を務め、トレンディー俳優として大活躍の中田順一(石原良純)は、さゆりのかつてのボーイフレンドなのだ。さえない毎日を送るさゆりは、つい”あの時つかまえておけば良かった”と思ってしまう。そんなある日、タイムスリップしたさゆりは、中田と出会う。

- 菅沼真紀子(若村麻由美)には、いつも見る夢があった。一人の少女が出てきて、「あなただけ幸せになっていいの? あなたは幸せになっちゃいけないのよ」と言って、じっと真紀子のことを見つめるのだ。ある日、真紀子は、電車の中でその少女の姿を見かける。驚きながらも少女を追いかけ、たどり着いた村には、夢の中に出てくる沼があった。

- 堀田聖二(三田村邦彦)は、うだつのあがらないサラリーマン。会社で金が盗まれると、「堀田が犯人」という手紙や電話が来てしまうほどだ。そんな堀田は、ある日を境に、自分を尾行している男がいるとおびえ始める。ノイローゼ気味になり、やがて堀田の精神状態はボロボロに。そんな夫を見て、妻の友子(大島蓉子)は、離婚を申し出るのだった。

- 主婦の石原陽子(榊原郁恵)は、カレーを作っている最中に、隠し味に使うはずのニンニクを買い忘れていたことに気がついた。仕方なく、財布を持って青果店に買いに出るのだが、店につくとなぜか誰もいない。目の前にはニンニクが置いてある。店に人がいないのをいいことに、陽子は、ほんの出来心でニンニクを盗んでしまう。

- しがないサラリーマンの増山敬一(小林克也)は、何もかもがおもしろくない。ある日、酔っ払ってよろけたはずみに、他人の家の庭柵に首を突っ込んでしまう。増山は、必死にもがくのだが、どうやっても首が抜けず困り果ててしまう。すると、通りがかりの女性に痴漢と間違われたり、ついには、その家に押し入った泥棒と目が合ってしまい…。

- 設計技師の向井達郎(阿部寛)は、担当する工事の遅れが取り戻せずに焦っていた。責任を感じ、新婚旅行をキャンセルしたことで、婚約者の葉子(横山めぐみ)を怒らせてしまい、彼女は結婚を考え直したいと言い出した。そんなある日、工事現場でめまいを起こした達郎は、誤って32階から落下してしまう。だが、葉子の名を叫んだ瞬間に、体がゆっくりと元に戻って…。

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- 純子
- 中山 忍
- 香織
- 河合美智子
- 昌代
- 白島靖代
- 恵美
- 鈴木聖子

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- 古ぼけたパーティーハウスで女子会を楽しむ、女子大生の純子(中山忍)、香織(河合美智子)、昌代(白島靖代)、恵美(鈴木聖子)。やがて4人は、誰にも言えない秘密を告白し合うことにする。「実はエスパーなの」、「実は彼の眼球をくりぬいて持っているの」、「実は宇宙人で…」などと、それぞれが、とんでもない告白を続けていく。そして、最後は純子の番になったのだが…。

- 仕事もうまくいかず、妻とも言い争うことが多かった中田賢次(小倉久寛)は、娘が見たがっているビデオを借りに行こうと思い立った。レンタルビデオ店についたところで、自分が小銭しか持ち合わせがないことに気づく。なんとか家に戻らずに、不足分を工面しようと、自動販売機の前をあさったりしてみるのだが、どうしても10円足りなかった。

- 小学生の英子(木村圭見)は、今度の学芸会で赤ずきんちゃんの役をやりたいと思っていた。しかし、周りからオオカミ役を推され、渋々引き受けてしまう。そんな英子の前に、オオカミ役を替わってあげるという替子が現れた。英子は、思わず替え玉を頼んでしまった。学芸会当日、舞台では替子が見事にオオカミを演じている。無事に終わりホッとする英子だったが…。

- 野田篤(蟹江敬三)は、絵に描いたような家庭、絵に描いたような仕事、絵に描いたような生活を送っていた。しかし実のところ、彼は通信販売で見つけた人格改造ドリンクを飲み、周囲の人間に合わせていただけだった。このところ、ドリンクの効果が薄れてきていた。しかも、このドリンクを飲んでいたのが自分だけではないことがわかり…。

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- 原作
- 芥川龍之介(「仙人」『蜘蛛
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- の糸・杜子春』所収 新潮
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- 社)
- 脚本
- 信本敬子
- 監督
- 小中 肇

- 春静診療所を訪ねた権助(金山一彦)は、医師に、どうしたら仙人になれるかと相談する。権助は、人間のはかなさに嫌気がさし、仙人になりたいのだという。医師がほとほと困っていると、妻がやってきて、ここで何の不平不満も言わず、給金も取らず、20年奉公したら仙人になる術を教えてあげますと言い出した。この提案を、権助は喜んで受けるのだった。

- 外科医の松村靖男(渡辺裕之)には、メスやカルテ、身の回りの物すべてが少しでも揃っていないと許せない、病的な整理癖があった。ある日、カルテを五十音順に整理している松村は、あ行の患者が多く、ら行の患者が少ないことに不満を感じる。そんなとき、事故で急患が運ばれてくることに。松村の前に運ばれてきたのは、多くのあ行の患者だった。

- 鳴海奈津子(古村比呂)は、東都大学の心理学研究室で助手を務めている。最近、東都大の学生が世間をにぎわしていた。ナイフで他人の目をえぐり出し、自分の目も切り裂くという事件を相次いで起こしたのだ。興味を持った奈津子が調べてみると、犯行に及んだ学生たちが、みな同じビデオテープをダビングしていたことがわかった。

- 山村ツトム(嶋大輔)が勤務する東洋平和生命では、会社の方針で、時間節約・効率化のために何でも省略して話すことになっていた。上司から「我々に、”ジケイセイ”の悩みは許されんのだ!」と言われても、山村にはまったく理解できなかった。山村は、同期の岡本さやか(渡辺典子)に通訳してもらうことにするのだが…。

- 15年前に殺人を犯してしまった健二(根津甚八)は、あと数時間で時効が成立するため落ち着かない。あと数時間、部屋でおとなしくしていれば…そんな思いでいると、急に窓ガラスが割れたり、夫婦げんかをした隣家の夫が警察を呼びたいとやってきたりして、気が気でない時間が続く。やがて、3階に住む刑事の加藤(平泉成)が、息子を連れてやってきた。

- 洋子(杉山亜矢子)と香(井上彩名)は、楽しくカラオケボックスで歌っていた。その帰り、なぜか洋子の指にはキャッツアイの指輪が、また香のバッグには大金が入っていた。のちに気づくことになるのだが、その幸運な出来事は、それぞれがカラオケで歌った曲の歌詞に関係していたのだ。再び訪れたカラオケボックスで、香は、上司との不倫関係を歌った曲を選択し…。

- 高島周平(三宅裕司)は、連日部下を引き連れて飲み歩くが、そのたびに記憶をなくし醜態をさらしていた。朝、公園のベンチで寝ていたかと思えば、気づけばホテルの一室で、女子社員からの”昨日の思い出はずっと忘れません”というメモが残っていたり。ある日、部長に接待を頼まれた高島は、これ以上失敗はしまいと、探偵事務所に自分のことをビデオに録画してもらうよう依頼する。
出演者のお名前は、現在改名、新たに襲名された方についても、出演当時のお名前を表記しております。
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