年も変わって何処を紹介しようか……と考える間もなく、まだネパールはエベレストまで紹介してなかったので、昨年に引き続きまして頂点を目指すべく書き綴らせて頂きたいと思います。
といっても、恐ろしいことにエベレストが寒いということを知らなかった私(私達)。
明日からエベレストを目指そう! という時に「服の準備は大丈夫ですか?」とコーディネーターのラジャンドラさんにたずねられ「は? ジャケットとデニムと、パッチ(股引きみたいなやつね)は持ってきてます!」と答えると「ダメです、寒過ぎます。今からレンタルしに行きましょう」とカトマンズの冬服レンタル屋さんに連れて行かれ、小さな店の中で物色をするハメに。
一応テレビに映る私は可愛く見えるような物を選ぼうとするも、ジャケットが異常に薄かったり、サイズがでか過ぎたりしておしゃれ心は皆無。そして機能性で値段が違ったりもしてどうしていいか分からずじまい。それでもジャケットと帽子を借り(今となっては何故買わなかったのかが謎。誰が被ったか分からない帽子を被って過ごすなんて……ね)準備完了。スタッフの一人は一番値段が安く軽そうなダウンジャケットをレンタルしたら、日々中の羽毛が抜け落ち、日に日に寒そうなビニール服に変化していきました、要注意です。
が、しかしいきなりエベレストには行けないので、標高が高いところでの空気の薄さにも慣れるべく、エベレスト近くの村ナムチェバザールへ向かいます。ここはエベレストへ向かう人達が一度は訪ねると言われているところで、登山に必要な物資から宿泊施設まで揃っています。
しかし私達はカトマンズからナムチェバザール近くまでヘリコプターで1時間程移動しただけなのに、すでに息は苦しく軽い耳鳴り。ヘリを降りて眼下にはナムチェバザールの村が見えているのに、酸素が少ないせいで、歩くのも一苦労。私の隣を歩くシェルパと呼ばれる女の子達は、荷物をはしごのように積み重ねて担いでくれているにもかかわらずさっささっさと笑いながら村へと進みます。
一気に年を取ったような気分にもなりながら、ようやく1時間かけてナムチェバザールまで到着しました(なにせ標高3440m!!)。
そして宿泊するロッジに到着、みんなが飲むというチベッタンティーを入れてもらったのですが、これが微妙なお味。“ヤク”という牛のようなヤギのような動物のミルクからとったバターにお茶の葉とお湯を混ぜて飲むのですがねぇ。栄養はたっぷりっぽいので元気にはなれます。
さらにバザールという名の通り、毎週決まった曜日に市場が開かれ多くの物が売り買いされているのですが、そこに行くまでもこの“ヤク”の糞がアチコチに落ちているので、空気の薄さにヘロヘロしながら糞をヨロヨロよけながら進まなくてはいけないのです。お茶を飲んでも体力倍低下……です。
しかし周りは壮大なヒマラヤ山脈に囲まれているこの景色は絵葉書よりも当然クリアで、エベレストまでの道のりが俄然楽しみになるのです。
という事で、また今回もエベレストまでは行けず……。
次回こそエベレストの素晴らしさをお伝えします!!